台風が行ってしまうと、あっという間に、それこそ味わうまもなく、秋は走り去ろうとする。
冷えてくるといろんなものが乾いてハリを失っていく。
肌も・・・キモチも?
どうも最近、周囲の「不惑」を超えたひとびとが、惑いにはまって、大変なことになっている。
秋はどうしても、憂鬱をつれてくるんだろうけど、自分だけ去って、沈んだ気分だけ冬と道連れにさせるようで・・・。
わたしは、惑いはともかく、風邪を引いて風邪薬。
薬を飲むとがさがさとし始めるのは肌。
こういうとき、そのままほっとくと、後々痛い目を見るんだけど、ひりつく肌をなだめるのはどうしたらいいか・・・。
しかし、そのとき、モニターをさせていただいていたisoi(アイソイ)のこのアンプルが、手をさしのべてきた。
isoi(アイソイ) ブルガリアンローズ ウルトラウォーターフルアンプル
불가리안 로즈 울트라 워터풀 앰플 15ml/₩34,000
季節の変わり目に急激な気温と湿度の低下で、気づけば水分不足に陥った肌に与えるアンプル。
「肌が飲む栄養剤」とうたうだけあって、エマージェンシー状態の私にはうってつけではないか?
事実、ひりつく肌もなだめてくれるみたいに、刺激なく使用できました。
(もちろん、そういう状態では、大丈夫なときとだめなときがあると思うので、要注意)
トレハロース、カレンデュラフラワーエキスなどの保湿成分が、肌の角質層の細胞の中にいるNMF(天然保湿因子)に働きかけて、水分保持力をフォローするそうです。
そのほか、植物成分から作った水分複合体、高麗人参のサポニンやフェノール・緑茶のタンニンといった抗酸化作用のある成分、isoi(アイソイ)を代表する成分・ビタミンA&ビタミンCたっぷりのブルガリアンローズオイルが配合され、栄養剤という形容がよく似合います。
集中ケアアンプルに良くあるスポイトタイプのミニボトル。
トナーの後、きゅっと絞り上げて・・・
2・3滴を手に取ったら、顔に広げます。
ぷるりとした感じに見えますが、触ると水分がさらりと流れ落ちるような、ゆるい質感です。
ホールドするような粘性は弱めなので、たらりーんと流れます。
広げてみると。
広げると、こざっぱりとしたローズの香り。甘みも青みもある香り。
水分だけを閉じ込めたような感触で、さらりとしています。
吸収させた後、肌表面がふわっと柔らかく潤い、水分不足のくすみからやや明るい状態になります。
使っていくと、水分ケアに求めるような、肌の明るさ/柔らかさ/キメの整い三点セットが感じられるようになります。
このアンプルもそうだし、2層式のハイドロモイスチャーエッセンスもそうだし、トナータイプのインテンシブトリートメントエッセンスと、いずれも即座の反応はわからないのですが、使っていく内に肌の活力が戻っていくようで、パフォーマンスとしては派手なことをしないけれど、じっくりじっくり肌栄養を与えていく感覚でしょうか。
現代医学のお薬と、東洋医学のお薬の使用感は違いが大きいですけれど、どちらが体に(肌に)合うのか、ということでしょうね。
浸透の具合は、isoi(アイソイ)製品の他のものと比べると、吸収が早い方ではないでしょうか?
ただ、モロモロが出やすい傾向はあるので、浸透させるのに注意が必要ですね。
こすったりするとだめです。
キサンタンガムなどがこういう質なのだと思うので、あまり驚きはしませんが、あまり多量に欲張って使わず、適量でもって、ゆっくりハンドプレスして肌の中に入れ込んでいくイメージのケアに徹しましょう。
以前紹介したスポットクリームと一緒に使用したときももろっとなりましたね。
もともとクリームのほうがこの「モロモロ」で不満をもたれていたりしたようですが、私は使用の方法を正しく啓蒙したり、説明をしていくと、消費者も賢く使っていけると思うので、isoi(アイソイ)さんには是非がんばってこの辺もやっていただけると助かります。
<全成分>
精製水、グリセリン、ベタイン、エタノール、トレハロース、アラントイン、パンテノール、キサンタンガム、ダマスクローズオイル、オオヒラタケ発酵ろ過物、ウミブドウエキス、サボテンエキス、高麗人参エキス、ショウブエキス、クロマメエキス、クロゴマエキス、カレンデュラフラワーエキス、ダマスクローズ水、緑茶エキス、コンブエキス、オウゴンエキス、ボタン根エキス、甘草エキス
さて、水分で潤いをたっぷり与えても、ぴしっとしないのが私の年齢。
そんなときにうってつけのアイテムも試させていただいたのですが、こちらも良かったです。
ブルガリアンローズ インテンシブパーフェクト アンチエイジングプログラム
불가리안로즈 인텐시브 퍼펙트 안티에이징 프로그램 30ml/₩65,000
「インテンシブ」「パーフェクト」「アンチエイジング」ときた。
大福!どら焼き!栗ようかん!というくらいの甘い誘惑。
おまけに、遮光瓶の茶色いガラスの向こうで液体が揺らめく様は、秘密めいてなおそそられます。
手に取ってみると、ほんのり茶色がかった白濁エッセンス。
ゆるいとろみがあって、粘性が高いです。
すこし、塗った後にぺとんとする。
説明によると、
「崩れた肌の壁を再生し、肌の奥から弾力強化」
肌に生気を与えるブルガリアンローズオイルとしわ改善特許成分、オオヒラタケ発酵ろ過物がエラスチンとコラーゲンの結合力を高め、肌の壁を守ります」
とあります。
エラスチンとコラーゲンの結合力。薔薇の華麗な活躍も目にまぶしいですが、キノコの堅実な働きも目が離せない。
先ほどの水分アンプルに比べると濃密な感触なので、ダブル使いのときはこちらを後に持ってきます。
保湿力もしっかりあるので、肌の水分が安定してきたら、この一本だけで良いかと思います。
水分アンプルのふわっとした肌に比べて、こちらはもちっとした柔らかさが出ます。
今のところ夜使用のみですが、2週間弱というところで、朝起きたときに肌がほんの少し厚みを増したような、少ししっかりしてきたかな?という感触があります。
これはなかなか、楽しみな美容液ですね。
<全成分>
精製水、グリセリン、エタノール、セチルエチルヘクサノエイト、トリカプリルカプリン酸グリセリル、ベタイン、オリーブオイル、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、ステアリン酸グリセリル、アラントイン、パンテノール、アデノシン、トコフェリルアセテート、キサンタンガム、オオヒラタケ発酵ろ過物、パルミトイルトリペプチド-5、カレンデュラフラワーエキス、オウレンエキス、ダマスクローズ花油、栗皮エキス、アセロラエキス、モロヘイヤエキス、ブロッコリーエキス、ローズマリーエキス、ニアウリ葉エキス、カモミール花/葉エキス、ツボクサエキス、オウゴンエキス、モラン根エキス、甘草エキス
こんなふうに、肌が惑いストレスを抱えても、潤してハリを出してくれる頼もしいアンプルがある。
じわじわっと栄養が効いたら、自分で回復していくはず。
こころ惑う秋の、キモチに注入するアンプルはないものかしらね。
★今回も、
ジャヨンミさんのご紹介でモニターさせていただきました。