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韓国の自然派ブランド・isoi(アイソイ)の製品は、肌に無理に押し込めるような、刺激の要因になる成分を使わないから、正直不便を伴う印象もあります。
ここでいう不便とは、現代的な生活のスピードに、その浸透速度が追い付かないというところがまず言えるのですけれど、これがなにも用事のない、冬の休日においては、あまり不便になることもなく、むしろゆっくりと入っていく速度に合わせて生活をしてみると、肌そのものがリラックスしてくるのがわかるのです。
欲深くなった現代女性というもの、ハイリターンを求める傾向が続いているけれど、ある意味肌はそのためにリラックスすべき時間も働かされているようなものではないかしら、と思ったりする。
私自身はというと、やはり現代の時計で動きたいと思うけれど、休日には休日で何も考えず、欲を持ちすぎることなく過ごしたい。
ここまでであったisoi(アイソイ)は、びっくりするほど目に見えるパワーを植物に見出した!とか、そういう野菜が好きといいつつがっつり肉食!なコスメではないのです。
そういうはっきりとわかりやすく目に見えてくれなかったらダメ、という人には、おおよそ向かないんじゃないかって言う気がする。
で、この製品も、不便でちょっとめんどうな感じを楽しむようなアイテムでした。
ブルガリアンローズ ポアタイトニングトニックエッセンス(毛穴トニック)
불가리안로즈 포어 타이트닝 토닉 에센스 (모공토닉) 130ml W39,000
「피지+각질+모공 3중 관리가 한번에!」
皮脂+角質+毛穴 3つの管理が1本で!ということです。
これまで高保湿や鎮静のアイテムで登場していた、isoi(アイソイ)のブルガリアンローズ製品ではありますけれど、これは毛穴ケアの化粧水なんだというわけです。
でも、わたくし散々言った通り、毛穴で悩むとするとたるみによる毛穴で、皮脂に悩む毛穴問題は抱えていないんですね。だからこれ、ある意味視線の外に最初から置いていたんです。
ところがどっこい、これは「すべての肌に向いている」というわけです。
こういう毛穴ケア化粧水は珍しい。
「どんなに管理しても、毛穴が丸長く広がる理由は何か?」
・トラブル(←毛穴の詰まりによる吹き出物を意味しているようです)
・角質と毛穴の中の老廃物
・ホルモン分泌による皮膚トラブル
・水分不足&弾力低下
こういった原因を異にする毛穴問題に総合的に対応する化粧水として、このエッセンスは位置づけられているようです。
1.レモン、りんご、ぶどうなど3つの果実のエキスと果実酸で角質をマイルドにケア。
2.最上級ブルガリアンローズオイルと天然のグリセリン、五倍子、ウィッチヘーゼル葉などのナチュラル成分が、肌の奥に水分を与え、弾力を高め、広がった毛穴をしっかりひきしめる。
3.天然のアルコールが肌トラブルの発生頻度を抑え、皮脂の過多分泌をコントロール。
毛穴の奥の汚れがとどまらないようケア。
また、ウィッチヘーゼル、オウゴンなどの天然成分がトラブルを効果的になだめ、オイリー肌はもちろん敏感肌にも刺激を減少させ、結果的に毛穴を小さくする。
このように見ても、即効性よりも着実さを重視し、なにより刺激を抑えたケアを試みることを目標としているのがわかります。
そうそう、もはや「当然」なのだけれど、非常に明快な成分表を見てみましょう。
<全成分>
精製水、ダマスクローズ花水、マンナン、グリセリン、エタノール、レモンエキス、リンゴエキス、ブドウエキス、クエン酸、グリコール酸、乳酸、五倍子エキス、ウィッチヘーゼル葉エキス、ヒアルロン酸ナトリウム、オウゴンエキス、ボタン根エキス、アラントイン、ダマスクローズ花油
見ただけで肌に合いそうとか不得意そうとか判断できてしまいそうなくらいすっきりわかりやすい。
しかし、これだけ見るとやっぱりさっぱりしてるんじゃ?と思うのですが。
マンナンは保湿性・増粘性に優れていますし、非イオン性ゲル化剤として用いられているんでしょうかね。
さていよいよ使用してみる。
とろりんと、重めのテクスチャ。
これ自体がやはり従来の毛穴ケア化粧品のイメージところなるかも。
とろんとしているとつい、ハンドプレスして押し込んでいく化粧水な感じがしますが、これはコットン使用がマストというアイテム。
そしてぬるんとした手触りがあり、コットンに浸して使用すると、肌の上で「するるん」とクッションを利かせた滑りが生まれます。
このぬるんは「さらん」としたさっぱりももたらすんです。
なんか、確かにマンナン(こんにゃく)っぽいぬるんなんだけど、これが肌表面に刺激を少なくして角質除去をする緩衝力をもたらしている気がしました。
エッセンスという名前よろしく、顔全体に滑らせて使用すると、すっきりしつつも肌に水分感もしっかり感じます。
ただし、「不便」といったように、少し浸透するには分子が大きいような感じもあるし、浸透させる強制力をもちいないからこそ、肌の上にやや存在感が残るわけです。
少し呼吸を置いてから、私は2次トナーを使用します。
この2次トナーにもナチュラルなものを使用していましたが、単体で使用するときよりもやはり、素直にしみ込んでいくような気もします。角質が柔らかくなったのかな?とこうして実感。
個人的には、やはりかなりナチュラルなコスメらしく、ファーストインプレッションはかなり穏やかな効果。
収斂効果に関しては、ほんの少しすうっとしたものを感じながらも、既存の製品に比べればアルコールの刺激みたいなものはほとんど感じない(無いわけではない、でも気にならない、という具合)ので、私のような乾燥肌人間には非常に好ましい感覚、その分ガツンと締め付けしてくれる強さはないのではないかな、と思います。
ただ、この刺激なく角質を静かにケアするという製品であるから、本当に負担なく使用ができるんです。
肌は徐々に柔らかくなるので、「あ、来てるな」とじわんじわん感じます。
肌の毛穴はどちらかというと潤いでふっくらする気がしていますから、そもそも皮脂肌ではない私には、すっかりふつうに化粧水な感覚なんです。
なにより、この柔らかで少しの青みがきいた甘過ぎないブルガリアンローズの香りがいい。
ローズの香りって好みがいろいろ分かれるところだと思うんですが、私は主張のうるさくないこの自然なバラの香りが本当に好き。
香りの効能ってありますよね。
つい、深ーく吸い込んで、目を閉じて味わって、その瞬間何かほどける感じがする。
使用するとき、スチームで肌を開かせた後に使用してみると、さらに肌の毛穴をすっきりと綺麗にする効果が強くなるようです。
私、これ今の時期は保湿の方をよく感じるけれど、夏になったら乾燥肌人間でも悩まされる汗のばたつきなどから肌を助けてくれるんじゃないか、という気がしています。
そうだ、これ唇の角質ケアにもコットンに浸して使用してOKということなんですよ。
サラ・ハップのリップスクラブみたいなごりんごりんしたシュガースクラブもいいですけど、わたしみたいにあれが痛いし嫌いなひと、どうですか?
これ、毎日スキンケアの延長で使用すると、本当に角質溜まりにくくなって、つるんとした質感保ってくれますよ。
コットンに浸したのを少し当てておいて、柔らかくなったらローリングして角質オフします。
天然のアルコールが入っているといっても、コットンからすぐに蒸発したりしないので、やりやすいのです。
使用した後は少し乾燥するので、しっかりバームで保湿してくださいね。
なお、「合成界面活性剤、合成可溶化剤、金属イオン封鎖剤を加えていないので、浮遊物や沈殿物が見えることもあります。製品の異常ではなく、天然オイルなど肌に良い成分なので安心してお使いください」とのこと。
全部が同じに見える製品とは限らないわけですね。それをナチュラルな証明だと受け取ってください。
ポアトニックは現在、isoi(アイソイ)梨大店と狎鴎亭店にて販売しているということです。
私も早くお店に行ってみたい・・・♪