スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

Posted by スポンサードリンク | - -

SEOUL 2012 October 目的はこの子!

JUGEMテーマ:韓国旅行
 

今回、弘大に来る必要は当初ありませんでした。
しかし、オットに旅でしたいことない?と聞いたら。

「文房具が見たい」
「ドッグカフェ行きたい」だったのです。

文房具はともかく、ドッグカフェって。
いや、実は私もとにかく犬を見たら顔がでろんてなっちゃう犬好きなんです。
前から私たちは犬を飼いたいと思っているんです。

でも二人とも働いてる身で、家に犬だけを残しておく時間が多くなるってことを考えると踏ん切りがつかないんですよね。

オットのドッグカフェ行きたい話は、何かの雑誌記事を見て始まりました。
犬がわんさかいるカフェがカロスギルあたりにあるとかいうことで、そこに行きたいと言い出した次第。

犬は私も大好きです。
が、カロスギルで!40すぎたおじさんが!ドッグカフェに行く??

もう少しだけ、年相応な感じに引っ張ってこれないものかなあとあれこれ探してみたら、とある在韓の方のブログで、弘大のカフェ&バーに看板犬くんがいるところがあるようでしたので、オットに教えてみたら「そこに行く」とのこと。
なんといってもオットの好きそうなビールも多そうだし。

前置きが長くなりましたが、私たちが弘大に来た理由はこんなこと。

そのお店は弘大入口駅から程近く、人気のカフェcoco bruniもすぐそば。
小さな公園に面した建物です。

新村から戻ると夕方。お店のあるビルを見上げたら灯りがともっています。



その店の名はSTANDARD identity。
夜がメインのお店かもしれませんが、広々としてソーホースタイル&アンティークなムード。

落ちついた雰囲気で小奇麗な店内は、オットの好みにもあったようです。
もちろん私も、一目で気に入りました。

この時間、客は私たちだけ。
オットは早速ビールを頼み、私は手作りのミルクシェイクがあったのでそれを。
オーダーするとすぐにたたたたっと愛らしい爪音とともに彼が現れました。



まるで執事のように、お客が手持無沙汰にならぬよう?「いらっしゃいませ」とばかりにご挨拶にお見えです。
いやあ、私たち犬が大好きですけど、こんなに愛らしい子もそうそう見ませんね。
素晴らしい毛並みと引き締まった体、それに聡い瞳!
잘 생겼다!!ほんとハンサムボーイです。

そして見慣れぬお客さんだからか、非常に丹念に我々の足元のにおいをチェック。そして手のにおいもチェック。しかし安全サインを確信したのか、じき手をべろんべろんなめはじめます笑。
…塩味?



うーんそれにしても、穏やかで従順。

思い起こすと私が幼いころから友に暮らした犬は、ものすごーく間抜けで、ものすごーくお馬鹿で、それゆえ可愛くて仕方なかったのだけど、この賢さはまたすごく愛らしいものですね。

さて、私が注文したミルクシェイクがやってきましたよ。



これがまた最高!
うーんしつこくない甘さで、ミルキー感たっぷりで、本当においしかった。
この日はたくさん歩いてるから、その疲れをいやしてくれる味でした。

お店の雰囲気をもう少し写真に収めたい気もしたんだけど、犬に夢中でそれどころでなく。
でも雑貨なども置いていて、あれも売っていたのかな?

そのうち看板犬殿はすっかりオットに気を許してくれて、このように。



オットの顔でれでれですもん。

この子の犬種はなんでしょうね。
それほど大きな体ではないのですが。

途中、私たちのもとを離れて、店長さん?ご主人なのか、ボクシング遊びみたいなことをしていて、飛んだり跳ねたりしてました。
ああやって元気に遊ぶところを見ると、羽目を外し過ぎないしっかりしたしつけをされているんですよね。
(ああ、返す返す思い出すも、うちのあの子は親である我々の責任だったと実感…)

そしてひときわ遊びを楽しんだ後、また我々のところに戻ってきました。
でもちょっと疲れたのか、オットの足元に・・・。



こうやって、うつらうつらしてました。

これにまた射抜かれたオット。
「だめだ、離れがたい・・・」とのことで、もう1杯、笑。

このように強力接待を受けて、十分に満足したオット。
「またここに来るぞ」とのことでした。

このビル4階です。




Standard Identity
스탠다드 아이덴티티
麻浦区東橋洞169-22-4F
+82 70-7762-5599
http://www.facebook.com/standardidentity



このように愚かな犬好きの魂を慰められ、やや後ろ髪をひかれながらも弘大をあとにしました。

明洞に戻り、ロッテ百貨店で少し買い物。
そしてホテルに戻りがてら、コスメも手堅くGET。
1時間の成果がこれ。



HERAとプリメラ、百貨店で購入したけれどまた免税し忘れた・・・。
私、時間通りの計画ショッピングを心がけてしまっていつも免税忘れるんです。

HERAは本当はもっと欲しいものがあったのですが、在庫がなく買えませんでした涙。
BAさんが「予約していきますか?」って言ってくださったんですが、私は旅行者なんですよーって。
そしたら「次来るときには買えるといいのですけど」って。感じのいい方でしたね。

HERAのカウンターの前で、この時メイクアップフォーエバーがショーをやっていて、人もかなり集まっていたんですが、HERA自体にもお客さんが随分いて、少し店員さんの手が空くのを待ちました。
買えないものがあって残念ではあったけど、テクスチャや香りを確認して、「やっぱりこれは買おう!」と思いました。

そしてピンクリボンリミテッドエディションの1つを無事購入!

HERAを免税店以外で買うのは初めてだったんですけど、免税店では商品数限られているし、今回は絶対カウンターに行こうと思ってたんです。楽しかったです。

日本語は通じないですが、簡単な会話で何とかなりましたし、もし必要あれば、韓国語の商品名をメモして持っていくのがいいでしょうね。

逆に明洞のロードショップは日本語出来る方がほとんど。
これは昔からそうですよね。
でも百貨店入店のブランドは、言葉はわからなくてもかなり丁寧に接して下さる印象があります。前回のリリコスもわかろうとしてくださったし、こちらがわからないことを怖がらないでしゃべってくるので、何かしら伝わってきます。

プリメラも出来たばかりの明洞の路面店ではなく百貨店に行ったのですが、とっても優しい良い方に応対してくださって、近くで買い物終わるの待ってるオットがいるのを見て、オット用のサンプルも入れてくださったんです。

あいさつ程度しかできないレベルで長年過ごしてますけど、前回、今回と、ちょっとづつ恐れずに伝えてみようと思って頑張ってみたら、とっても楽しくなりました。
カメの歩みだけど、頑張って勉強していこうと思いましたね。

この日はやや疲れたこともあり、メトロホテルに戻るとすぐ近くのスンドゥブチゲ屋さんに入りましたが、ちょっといまいち。

早めに切り上げ、またBOONSに行きました。
オットも何気に気にいっているBOONS。

また水を買って(ホテルにもあるんですけどね)買えるのが目的でしたが、ついつい買っちゃったのがBOONSのPBもの。



歯磨き粉、クレンジングティッシュ、アイ&リップリムーバー、携帯用ウェットティッシュ。
歯磨き粉がW1,000だったので、会社置き用に買ってみました。
ウェットティッシュはとっても小さくて持ち歩きにいい!と思って、3個くらい買いました。



このサイズ便利ですよね。

それとマルチビタミンのタブレット。



これはドイツのモノだけど、水に入れてしゅわしゅわ発砲する・・・これ、おいしいわけではないけど、サプリとかより気軽にビタミンを取れるので結構好きなんです。

このようになんだかんだ毎日BOONS楽しんでました。

夜にはまたテレビ見て、足マッサージして眠りました…。




Posted by なつしろぎく | comments(8) trackbacks(0)

SEOUL 2012 October いろいろお買い物。

JUGEMテーマ:韓国旅行
 


地下鉄で着いた先は合井駅。2号線&6号線の駅です。
最終的にはおとなり弘大入口駅近くのとある店が目的地点でありましたが、その店があまり情報なく、何時開店かさえ分からない。
ひとまず合井駅から歩いて、途中寄り道地点をいくつかたどり、最終目的地に行ってみようということに。

しかし地下鉄の中でモウレツに眠くなった私の眠気は覚めず、「だめだ、コーヒーを一杯…」。
途中のカフェでアメリカーノをいただきました。

そして気を取り直して歩きだします。

私たちが歩いたのは3番出口からそのまま大通り(楊花路?)を弘大入口方向。ソギョドンサゴリで右に曲がりました。Angel in us coffeeがあるところです。
その道をさらに弘益大学の方へ進みます。

この間ずっと、落ち着いた通りでした。
眼鏡のお店のマークがちょっと気にいって1枚。



ここの通りはこんな感じ。



ずーっと歩いて行くと「THANKS BOOKS」というお店があって、おしゃれな雑貨や本が見えたのですが、オットは「ふーん」という感じで関心なし。帰ってきて調べたらやっぱり行けばよかった!素敵な雰囲気でしょ。


HPよりお借りしました


カフェもあるようなんですが、先にコーヒーを飲んで惜しいことをしたなあ。
また通りかかったら寄ってみたいと思います。

コネストさんでも紹介していました→

まあ、オットが関心を示さなかったのは、立ち寄ろうとしている場所のため。
初めて訪れます。サンサンマダン=想像の庭というアートビル。


写真はKONESTさんよりお借りしました

ここはカフェや映画館、ギャラリーなどが入った文化プラネット。
しかし私たちのお目当ては、おそらく多くの人同様に、1階のアートショップです。

名前の通り、面白いアイテムが勢ぞろいでした。
そこでお買い物したのはこんなものたち。



ベタなんだけど、ソウル地下鉄図のマウスパッド。



W4,500でした。
デザインされた路線図だから見づらいし、新しい路線がどんどん増えてるソウルだと、すぐ対応不可になりそうだけどね笑。

でもなんとなく、気分あがりそうでしょ。
仕事しつつ密かに旅計画練ってたりして。

そしてこの切り株付箋もちょこっといい雰囲気。



シンプルだけどちょっといい雰囲気。W3,000でした。

そしてこのケースもかなり気に入ってます。



レザーだけどW10,000でした。
これはオットも色違いで赤を買いましたが、すごく革が柔らかくて手触りもいい。安かった〜。
もう一つ買っても良かったかな、なんて話しているくらい。
色もかなり選べたんだけど、しわの入り方とか艶の雰囲気がフューシャを甘くさせ過ぎてなくて、これを選びました。



こじゃれてるけど女っぽすぎないでしょ?
カードケースと書いてあったけど、コインケースにしました。

このほか、オットもいろいろ買ってたんだけど、文具系はそんなに豊富でないながらもセンスがあるものが割とお手頃に売ってるのでよかったです。
MMMGとかだと可愛すぎる、という方は面白いかも。

さて、ここではオットどのに一つプレゼントも買いました。



なんてことのないお猪口。
お猪口としてはちょっと大きめ?

これ、マッコリ碗なんです。

なぜ購入したかというと、KONESTでも紹介されてて面白かったからなんですけれど、私お酒飲めませんので豆乳で代用して紹介しますね。

注いだ姿はこのように。



フツーですね。
では一口ふた口飲んでみると。



月のように少し欠けます。

さらに進むと。



半月が登場。
これ、すでに少しネタばれしてますが、段差のある碗なんです。



手前の方が半分のところで底になっているというわけ。
これでマッコリを進めるほどに月の満ち欠けを楽しむというもの。
小粋だなあ。

サンサンマダンではオットもかなりいろいろ購入。
もともとうちの夫も文具が好きなので、日本を出てもそういうのが楽しくて仕方ないわけね。
我々が一番気にいったのはやっぱりレザーケースでした。

このあと、目的地に移動するためサンサンマダンから弘大入口方向の道に舵を切る。
するとそれまで落ちついた通りだったのが、いきなり若返ってびっくり。



恵比寿と吉祥寺と原宿を足して割ったような雰囲気ですねえ、弘大。
途中でLirikosのプロモーションやっていて、ついぱちり。



さて目的地は弘大入口の近くにあるお店だったのですが、まだ開店してませんでした。
夕方からかもしれないね、といって時間をつぶすことに。
この日は今一つうまくいかない予定が未定で計画不良・・・。

しかし、行きたい場所はあったからまあよろしいでしょう。
時間があったら行きたいな、と思っていたお店に寄り道することにしました。

弘大(弘益大学)近くの、Littele Farmers



エコロジカルアイテムをそろえたファッション&マルチセレクトショップです。
お店の中の雰囲気はコネストさんとかご覧いただくのが良いと思いますが、ここで思わぬ出会い。



このボーイテイストな靴が!

最初はもう少し可愛いデザインの靴を見ていたんだけど・・・。

普段の私なら選択しないデザイン。
しかしこの靴がすごかった。
あらゆる衝撃を吸収するんじゃないかっていうくらい。

理由のひとつめはここ。ソールです。



「廃タイヤ使っている」と店員さんに教えてもらいました。
(ちなみに、ちょこっと日本語も知っていましたが、基本は韓国語のみです)

タイヤですから当然アスファルトの衝撃も吸収しますね。
重たかったからわずらわしいのでは、と思ったのですが、履くとまるで重さが感じられず、むしろ歩く瞬間のクッションに感動。

さらに理由はもう一つ。



インソールはコルクで出来ています。
これもふっかふかなんですね。びっくりしました。

そして革も非常に柔らかくて、足の形にそってぴたっとなるんですけど、午前中の秘苑見学で作った小指の靴ずれがまるで痛くなくて。
翌日になったら豆やら足の裏痛やらあれこれ出てきたんですが、これを履いたらまるで感じなかったのです。どうなっちゃったの?と思った。
若干かかとが緩く(私はかかとだけが小さめ)、幅はゆとりがあるので、靴下を買って履きました。
ハンドメイドの丁寧さも見えて、喜ばしい靴です。

ソウルではずっとスコティッシュなチェックのロングスカートだったんですが、それとも違和感がなかったので購入してしまいました。

お値段はW169,000と安くはありませんが、質を見たら納得のお値段。
今後旅にはこの子に連れて行ってもらおうと思ってます。
(ファッション限られちゃうけど…)

そのほかにもカバンとかシンプルでいい感じのものが多かったんですが、やっぱり持ち帰るのには考えちゃいますもんね。

ここはあのサムジーが運営するショップだそうですが、確かにサムジーっぽい個性派の内容でした。
でもシンプルでよいデザインのものも多くて、ここもお勧めショップです。
ユニセックスなデザイン中心で女性らしいものはないんですけどね。

さて、まだ消化しないといけない時間がたっぷり。
ということで、新村のハナロマートでも行ってみようと思って、そのままリトルファーマーズの大通りを歩いて行きました。

ゆるやかな坂になってますが、さすが美大の近く。画材屋なんかも多くて面白いです。
新村に近づくと、My Funiture Cafeが現れて。
ナチュラルな木工家具のお店なんですが、さすがに「見るだけー」って悪い気がしちゃうので入れなかったけれど。

素敵なデザイン家具が沢山ありました。

さ、地下鉄の新村駅前へと続く大通りにやってきました。
ふと、かわいらしいお店が目に入ってきて、ついふらふら寄ってしまいました。



hello graphy
by FUJIってあるように、フジフィルムのカメラ&フォトグッズのお店です。
日本にもこんな可愛いお店あるのでしょうか?

中に入っても楽しいお店で、かわいいカメラ用品がいっぱいありました。
シンセティックレザーのすごくかわいいカメラケースがあり、くすんだピスタチオカラーという私には大好物のものもあったのですが、わが子・RICOH CX5には小さ過ぎたの!ああ、あれとってもよかったなー。

なぜ、日本にいるよりも、シンプルで好みのアイテムが近寄ってくるのかしらん。
出会い率はビジターズラックなのか。

このあと現代百貨店に入ってちらっと見て、そのあとでハナロマートに行きました。
農協系のスーパーでいろんなところにあるのに、入ったことなかったんです。

あんまりいろいろ買う予定はなかったんですが、とりあえず無添加のタシダ(だしの素)と、このところすっかり定番になった歯ブラシを買いたかったのですが、歯ブラシは種類が少なくて悩みまして、いったん保留。

タシダはしっかり買い込みました。

定番の牛肉だし、小分けタイプと袋パックの。小分けはW3,480、袋タイプはW4,800。



そして煮干しとカツオ。これ日本のだしとはちょっと違う。
玉ねぎとニンニクが入ってるんですね。
力強いコクがあります。
W4,300。



そして野菜のだし。W4,300です。



これも洋ブイヨンよりさっぱり使えます。

韓国のタシダは結構洋風にも中華にも使えるので便利です。

ここで、オットがこんなものを買って…。



ビニールのサンダル!
カラフルなビニールサンダルがぶら下がってるの見て、大喜びしてるの。
「どうすんのこれ」と言ったら、ベランダ掃除用なんですって。
W3,810なり・・・。

あと、これをオットに見せたら知らなかったので、ネタとして買いました。



「クルッカバー」=器カバーです。
なんかビニールのヘアキャップみたいになってるんですけど、韓国ってこれどこにでもありますよね。これも何年かぶりに買ったよ。

こういうことなんです。



ラップと違ってレンチン出来ないとは思うんですけど、ぴちっとカバーできるのが便利。

さて、ハナロマート、このように一般のマートと変わらないものがある一方、農産物はいろいろあって面白かったです。買ってはいけないけどね。
わざわざこのために行く必要ないけど、海苔などがあったり、開城人参農協のお店があったりで、コンパクトにまとまってますので、弘大や新村中心で動いている場合のお買いものには便利かな。ただ特産品や農産物以外のモノに関しては、そんなにお得感はないですけれど。

あ、そういえば地下にハイマート(家電)あったのでわくわく降りてみたら、すっごく小さくて残念でございました・・・。

ハナロマートで面白かったのはこれ。



エスカレーターの手すり間がお菓子売り場なのです。



面白いけど即断即決よね。

こんな風に、旅行客なのかと思うほどゆるいひまつぶしぶりで時間をこなしていたら、日が傾いてきました。
これで弘大に戻ります。














Posted by なつしろぎく | comments(4) trackbacks(0)

SEOUL 2012 October 美味なる味噌の芸術。

JUGEMテーマ:韓国旅行
 

秘苑を歩き回ったあとの心地よい疲労感とともに昌徳宮をあとにして、昼食のために移動。
オットとの旅行では毎度おなじみとなった、草堂スンドゥブのお店「斎洞(チェドン)スンドゥブ」さんがすぐそばです。

昌徳宮のすぐそばにある現代建設で曲がるとケドン(桂洞)の道ですが、この可愛い粉食やさんが
かわいらしくて気になります。「スニの店」っていうみたいですが、「店」(=カゲ)の文字がお花になってるのがほほえましくって。
店先に明るい雰囲気のお兄さんと、おいしそうなトッポッキが見えました♪



スニの店で右に曲がって桂洞ギルを少し行くと、お粥のチェーン店「ポンジュク(本粥)」があるのですが、思い出すと私が初めて韓国粥をたべた場所。だからいつも「あー、まだある!」って毎度うれしくなるのです。

話がそれちゃいましたが、その「ポンジュク」で小さな路地を左に曲がると、チェドンスンドゥブがあります。

これは5月のときの写真ですが…このお店です。



が!この日は日曜日だったのでお休み!
しまった・・・うっかりしてました。日・祝休みなんですね!初歩ミスでがっくり。

じゃあどうする?ということで、しばし考えたあと、やや離れてはいるものの、安国駅のお隣駅・鍾路3街駅に近い、やはり仁寺洞で有名なお店に行ってみることにしました。

それは「テンマルチッ」。 テンジャン(味噌)ビビンパッのお店としてガイドブックで良く紹介されています。
"テンジャンイェスル(味噌芸術)"と書かれた看板が期待をそそる。
地下1階と2階にお店があります。



窓のある部屋がいいなと思って2階に行きました。
お店混んでいたんですが、ちょうど1組出るところで運よく座れました。
神谷バーみたいに大きなテーブルにみんな相席する感じ(の小さい版)。

ここは日本語不可です。
必要があればあらかじめKONESTさんやソウルナビさんでメニュープリントした方がいいですね。
話せない私ですが、読むことができるので何とかなりました。
カンジャンケジャン(蟹醤油漬け)も定食であったのですが、やはりここは「味噌芸術」に酔いしれたい。

ということで、ここの名物・テンジャンビビンパッ(味噌ピビンパッ)2人前を注文。

お店をしきっているのは元気な女性方。
テキパキ動いて非常にスムーズです。
パンチャンがささっと出てきましたが、この可愛い大根のキムチが美味しかった!
このサイズもチョンガッキムチ?



そして葉っぱの刻んだのと生ニラ、青唐辛子(辛くないの)がざるに乗って出てきました。



そしてテンジャンチゲ(味噌チゲ)がやってきます。
これ、写真忘れて途中で撮影したので、量が少なくなっちゃいましたね…ほとんど食べ終わり状態で失礼しました。本当はちゃんとたっぷりありますからね。



テンジャンチゲは2人で1つです。
葉っぱたちを麦ごはんにたっぷり乗せて、そこにテンジャンチゲをかけて食べるわけです。

大豆がしっかり残ってて、いい香りのする味噌チゲ!



味が濃い目なので、少しづつかけ混ぜしながら食べるのがお勧めです。

これを混ぜて食べる、ねこまんまみたいな食べ方なんですが、この味噌チゲの深い味・・・なるほど。
少し塩辛いけれど、これはおいしい。

お猫ご飯と丁寧にしても駄目、まさに味噌の味の成す魔法で、トウガラシの辛みと、味噌の奥深さと、柔らかな豆腐にフレッシュな野菜のしゃきしゃき感とほんのり苦い味と香りが混ざり合って、こんなシンプルなのに、おいしい。

さらに、途中で青唐辛子を齧りながら食べるのも素晴らしい香り。
甘さのある青い味と香気に味噌のふくよかな味がまた最高。

これ、すごい勢いでわーっと食べました。オットも無言。

私実は、日本のお味噌汁を好まない、日本人じゃないような日本人で、とにかく味噌汁はあまり食べない人なんです。
でも韓国のお味噌は別で、日本のみそとは違い、ぐつぐつ煮込んで味わいが出るのですが、これは良く作るし食べます。

ですがこちらのお味噌の深い味は困ったなあ。
ここのお味噌自家製だもの。持って帰りたいくらい。
もちろんそれは無理ですけれど。

お店を出た後、ちょっと味が濃いかなあ、と言いつつ、二人して「でもおいしかった。」
「あの味噌美味しかった」と、そのあと何度かつぶやきました。

そしてそれは翌日になっても記憶に残って、味噌買って帰らなきゃ!ということになるんですけどね。

私達が食べてる間、どんどん人が待つような状態になったので、お昼時は時間を過ごし外すのがいいかもですね。オシャレなマダム達も椅子でじっと席が空くのを待ってて、日本人は私たちだけだったかな。地下の方はわからないんですけど。

さて、この後は鍾路3街の駅から地下鉄で移動します。
しかしおなかいっぱいで幸せなのと、午前中に1/4登山みたいな秘苑めぐりをしたので、車内腰かけるとモーレツな眠気が襲ってきました・・・。






Posted by なつしろぎく | comments(0) trackbacks(0)

SEOUL 2012 October 初秋の秘苑・・・。

JUGEMテーマ:韓国旅行
 


秋に旅行することができたら、迷わず昌徳宮の秘苑に行くぞ、と長年思っていたのですが、思い続けて7年目にしてようやく機会が訪れました。

無駄にぶらぶら歩きしたもので、昌徳宮に到着したのが秘苑見学の集合時間間際でした。
でもなんとか7分前には到着できまして、ほっと一息。
するとなにやら太鼓やらの楽器の音が聞えてきます。

イベントを行っているようで、伝統音楽と舞踊の方がいらっしゃってました。
リハーサルをなさっているようで、非常に美しい舞姿でしたが、写真を取る方も多く、時間もなくて、微妙なものが1枚…。

韓国伝統舞踊の、バチを持ち、長い袖の翻る様は本当にきれいです。
動と静が瞬間的に生まれて、ふっと飲み込まれるような心地になります。



さて、秘苑(後苑)の見学は時間が決まっております。
この日の私たちは日本語ツアーの10:30出発の回に参加しました。

秘苑についての説明は、KONESTさんでお読みいただくとして…。



秘苑への門をくぐると、緑があふれています。

日差しはすでに強まっていましたが、木陰に入るとすうっと涼やかな空気に変わり、さささ・・・と葉の鳴る音が心地よく響いていました。

かわいらしいこの紫の花(?)、庭園のあちこちに咲いていました。



秘苑の入口から数分歩くと、最初の観覧場所である芙蓉池が現れます。



ここは大長今でもロケに使われたそうですが、秘苑というとここ、というくらい有名な場所で、私が昔見たときは、冬の樹に葉の一つも見えない淋しい時期だったので、最初の見学場所であるここについて、まだ紅葉はほとんど見えない状態ではあったけれど、木々の中にひっそりある様子が見れて、かなり嬉しかったです。



宙合楼というこの建物は、1階が王室の図書館であり、2階が閲覧室だったのだそうです。科挙に合格するとこの中に保管された数多の本を読み、能力を磨く機会が与えられたのだそうで、勉強のうまくいっていない私たち夫婦には非常に遠く高く思える石段…。とほ。

その入り口は、大きな門の脇に2つの小さな門がある「魚水門」。



ほとんど自分たちの記念写真を撮る機会のない(気がない)夫婦でありますが、こんなショットを残してみました。



そういえば、はじめてみるものがあって「おや?」と思いました。



井戸だねえ、こんなの昔あったけなあなんて言ってたら、そばにある説明に2008年に見つかったものだとありました。
王様はこの井戸の水で喉を潤しながら、美しい風景に心慰めていたのかしら。

ここからさらに少々歩くと、これまた有名な門が見えてきます。



石を切り抜いて継ぎ目なく作った「不老門」。
東京の韓国文化院の屋上に、これを似せて作ったものがありますけど、現代の風景の中ではなくてこの古い庭園の中にあると重々しく感じますね。なんか、ドキドキしながらくぐりました。
昔一度来ているというのに、何もかも新鮮に思える私、えらいかも。



ここも愛連池という池があるのですが、こちらの樹がこのように美しいグラデーションを見せていてうっとりしました。

移動する道々で、秋の気配に胸いっぱい…。



まだ浅い秋でしたけれど、あれから1週過ぎた今頃はもう美しい盛りかもしれませんよね。

光が柔らかいので、この伝統的な窓戸も一層しっとりした雰囲気に映ってくるのですよ。



このあたりから、解説を聞くのを忘れて(失礼…)、目に入ってくる風景に夢中に。



この池のほとりで、赤とんぼがモデルになってくれました。



そう、秘苑の中では赤とんぼがいっぱい飛んでいたんです。
東京越して長いですけど、赤とんぼ見たのなんてもしかして以来初かも。

さて、最後に観覧するのは玉流川。



大きな岩から小さな滝が流れる風流な風景を作り、王様は流水に杯を浮かべて、順に詩を読むという宴を開いたものだそうです。この岩には14代仁祖の書いた「玉流川」の文字を彫ったものと、18代粛宗が読んだ詩が残されています。



苔生した風景も美しいこと。



ここに藁ぶき屋根の東屋があるのですが、その前には小さな田んぼがあり、稲が実ってきておりました。ここは、王様が民の生活を理解する意味で、稲を育てていたのだそうです。



この秘苑は、あまりにも作り込みが少なく、自然の中に東屋などを配したような様子になっており、イメージに湧きそうな「王家の庭園」とはまるで違う、ほとんど森の中の散策路に近い雰囲気です。王様や王家の個人的な生活の香りが残るような、不思議な雰囲気。それこそがこの秘苑の美なんだろうと思う。自然の中にあるかつての残りがに触れるだけでも喜ばしいことです。

この秋とは別に、春や夏にもそれぞれに自然を感じながら楽しむことができそうです。

逆に、ゴージャスで造形の美を楽しみたい人には合わないかもしれない。でも私は、これが韓国らしい美だと思えます。ソウルにしかいったことのない私が言うのもなんですが、すべてがぎっしりみっちり埋まり切らない、ほっと抜ける空気のある感じといいますか。

ただし、自然を生かして作られた庭園ゆえに、山に沿った道になるため、アップダウンが割とあるし、土の上に砂やらどんぐりやらがあり、足を取られそうになるところも多い。玉流川まで至るのに110分ほどの行程なので、多くの方が途中でバテ気味に見えました。
私は結構楽しく歩いたけれど、最後玉流川に至る坂道がつらかった!

それでも、帰り道で参加した人々が口々に「来て良かったねえ」と話していたのは、この庭園の素敵さを率直に伝えている出来事だったと思います。

さて、帰り道も当然坂を下りていくわけですので、それなりに疲労感あふれる中で、平坦な宮殿の土地に戻ってくると、北村の住宅が壁沿いに風景になって現れます。



昔見たより、すごくきれいになったような気がする。
景観を整えていったからでしょうかね。
レトロな煉瓦風のアパートが並んでいます。

そしてじきに高層ビルも見えてきて、現実に戻ってくる感じ。



でも宮殿を出る前にもう一つ見所がありますね。
道の先にあらわれてくる異形…。



樹齢750年ともいわれる、老木のイブキ。竜に例えられる姿で、なぜこのようにくねったのかは分からないそうです。
目の前で見るとすごいインパクトがあるんです。樹が生き物のようでぶるっと震えが来ました。

このように秋の秘苑は、紅葉こそまだまだでしたが、素晴らしい庭園で私も「行って良かったなー」の言葉に尽きます。

最後に、オットの撮影した1枚。



おなじみの三蔵法師ご一行ですが・・・。
よくみると。



鳩どのが混ざっておられる。
どこへ旅ゆくのだ。









    
Posted by なつしろぎく | comments(2) trackbacks(0)

SEOUL 2012 October ぶらぶら朝散歩。

JUGEMテーマ:韓国旅行
 

2日目の朝。
私たちの泊まった部屋は窓が小さく、それも隣の建物すれすれのところについているので、全く光が入らないちょっといまいちなところ。それゆえ朝になっても暗い部屋で、ものすごくぐっすり寝ていました笑。

朝ご飯を食べる計画もあったのですが、もともと朝は食べられない二人。
その分ゆっくりと準備して、飲み物だけ飲んで目的地にゆるゆる向かうことにしました。

目的地は昌徳宮。
散歩がてら歩いていきます。

メトロホテルからロッテ百貨店のある南大門路にでて、鍾閣駅方向へ。

日曜の朝だからか車も人も少なくて、街を眺めながら歩くには贅沢なくらいです。



この人の少ない時間の町歩きが最高だと感じます。
ソウルって古い建物が結構残っているので、たまに日本橋(東京の)あたりのようにも思うことがあります。



個の道沿い、鍾路に向かって右側にあるウリ銀行も昔の建物を使用していて、赤い煉瓦作りの建物がひときわ目立ちます。
向かい側から撮ったらもっときれいに全部写るんでしょうけど、そこまでのゆとりがなくて…。
1909年竣工の建築物だそうです。
このあたりには今も銀行が立ち並んでおりますが、昔も同じく銀行街で、朝鮮殖産銀行、第一銀行、朝鮮商業銀行、韓一銀行、漢城銀行などが立ち並んでいたんだそうです。



南大門路は鍾路に向かっていくとこの銀行街を通り、今の鍾路タワーのところには和信百貨店があったといいます。そして道を逆に会賢駅の方へ行けば、朝鮮銀行、韓国第一銀行、京城郵便局、そして三越(今の新世界百貨店本店)があったというわけで、その昔は近代的で都会的な眺めであっただろうと思います。

そんな時代の残りを感じながら歩いていると、清渓川に差し掛かるころにあれ?という一団が。



マラソン大会みたいな様子だったんだけど、みんな歩いています笑。
御苦労さま…!

清渓川を渡るとき、何気なくぱちりと撮影した1枚。
良く見たら、韓国化粧品のビルが写ってる。ここに本社があったなんて。
(そんなことでおお!と思うのは、コスメマニアだけでしょうねえ)
右の、ハングルで文字が入っている建物です。



ここを過ぎるとすぐに鍾閣駅前、普信閣(ポシンガッ)です。
何度も通ったことある場所なんだけど、朝は初めてでしたが、少ししっとりとする空気とまだ明るすぎない光の中で見るこの鐘楼は美しい。



この普信閣は、もともとタプコル公園(仁寺洞ギル入口)あたりにあったのだそうですね。
何度も焼失の憂き目にあったうえに、植民地時代に今のこの場所に移転したのだとか。
さらに朝鮮戦争でも破損され、1979年復元されたのが今の姿だとか。
もともとは鍾閣の名がこの建物を表していたけれど、高宗が普信閣という名を与えたようですね。
今かかる額はイ・スンマン大統領の時によるものだそうです。

この目の前の建物があまりにも近未来的な鍾路タワーだけに、なんだかこの普信閣を見ると気持ちが落ち着きます。

ここで右に曲がって鍾路を歩きます。
いずれもまだ開店してないお店ばかりで、いつもの喧騒がうそのようですね。
鍾路ってYMCAホテルを越えてタプコル公園近くになってくると、ジュエリーショップが増えてきますよね。あの辺はミニミニな御徒町っぽい感じでなんか好きです。

クムガン製靴のところで仁寺洞ギルの方に曲がるとすぐのところに、この小さな看板があります。



「ピマッコル酒場村」
「ピマッコル」という言葉は聞いたことのある方も多いでしょうね。
鍾路は貴族階級などが通るため、庶民はそのたびに頭を下げて道の際によらねばならない。
それゆえに鍾路の裏辻、馬一頭通れるほどの通りに逃げたのだというような話。
ここだけがピマッコルではなくて、鍾路の辻一つずれた所、光化門駅あたりからずっとあるわけです。

私たちはあまり時間もなかったので、ちょろっとだけ雰囲気を味わってみるくらいのところを歩いてみました。



このようにディープなゾーン。
まあ女性向けとは言えませんね。そもそもピマッコル歩きたい女性はあまりいないでしょうけどねえ。
こまごま飲食店が並び、電線が伸びと、仁寺洞や鍾路の風景からあまりにも時代が戻る感じがする空間。

「なんかわくわくするわー」とか言って写真撮ってたら、オットの目が不思議そうであった。

しばらく行くと、あら?



飲み屋さんの入口や壁に絵が。



このうらぶれた雰囲気に不似合いなくらいの、不思議な花の絵。
だれが書いたのでしょうね。

ふと振り向くと、このすぐ横のお店は…むき出しの鉄骨。



このあたりも再開発なのかなあ。

ここのすぐ先、仁寺洞ギルにつながります。



さっきの雑然とした裏のかほりいずこ、急に美しい外観が現れ、なにか現実感がないような。
でもまあ、好きな仁寺洞の街です。まだ開かないお店を眺めながら、すぐに安心した気持ちに。

あ!



中国・台湾茶のお店日光精舎がモダンになってます!いつ変わったんだろう…。
入りたいと思いつつ、話せないゆえにためらっているこのお店。

出口近くのギャラリー前にて。



なんか…なんというか・・・何も言えない雰囲気笑。

さあ、仁寺洞ギルを抜けて。
考えたら昌徳宮に行くなら、サミル路の方を行けばいいんだけど、久々の仁寺洞だから歩きたかったのです。
すると、こんなオブジェ群も登場。



左端にいるのが麒麟ですが、なんともかわいい麒麟です。



おじさんもしげしげ見てますね。
それもそうです。このカラフル麒麟、ブロックとかおもちゃで出来ているの。



そしてすぐそばにはもう一つ不思議なオブジェ。



雫っぽいこれは、CDで出来ていました。



朝の、人の少ないときに見ると、不思議度が増すのであります。

このようにかなりゆるーく、宮殿に向かう散歩道なのでした。


Posted by なつしろぎく | comments(0) trackbacks(0)

SEOUL 2012 October ソウルの夜。

JUGEMテーマ:韓国旅行


前回の投稿から随分日が経ってしまいましたが、先週末ソウルに行ってました。



帰ってから忙しかったり疲れが出たりで、しばらくすっかりへたってました。

只今口の中がぼろぼろで歯茎が腫れまくったり口内炎があちこち出来たり。
ソウルに行っている間はいつもものすごーく元気になってるんですが、今回は風邪引いた後だったから、戻ってきてから疲れががっつり出たんですかね。

今回はまたオットとの旅。オットもなんだかんだすっかりソウルにはまってます。
帰ってきたその日のうちにガイドブックを開いて復習&予習をしてましたし笑。

往路は夜着で帰りが昼発ということで、実質は2日間だけ自由の旅。
思い通りにならない部分もありながら、程よく次回への宿題もできたし、良い経験もできたしで、夫婦ともどもまだその満足に酔っている状態です。

その時を楽しむことに気持ちが行ってたので、写真はあまりしっかりしてないんですけど、旅の記録残しを始めたいと思います。

今回はANAで羽田発が夕方、金浦着が夜という便でした。

羽田の国際線ターミナルは新しくなってから初めて行きましたけど、綺麗は綺麗。
ただ、私たちは感動がうすくて、食事系もうーん・・・な感じがしました。
京はやしや?が入ってたり、まかないこすめがあったり、おみやげやさんはそこそこ品ぞろえが魅力的だから、海外から来る人には良さそうなんだけど、私たちの行った時間はがらーんとして人が少なくて、その辺の反応をうかがうことができなかったですよ。

機内食はあなごご飯。日本のエアラインっぽいですね〜。



金浦に到着して、荷物もすぐ受け取れたので、ホントあっという間に済んでしまう金浦空港が好きです。

金浦からはA’REXで移動。弘大入口で2号線に乗り換えて乙支路入口へ向かいます。

このあたりの移動については、前にA'REX使用の時は乗り換えなしの孔徳だったから、今回は乗り換えとかの不便さがどうかなと思ったんですけど、EVなど利用すればそんな苦労はしないかな、と思いました。
金額がたぶんW1,300くらいで30分ちょいで着いたし、まだスーツケースが軽い行きはよいよい。

でも一番厄介なのはむしろ乙支路入口駅で、今回宿泊したメトロホテルのほうに出るのって、EVとかないのですよね!階段がしんどいソウルの駅は、重いスーツケースを抱えて階段降りるのは難しいと思いました。

あ、そういえば泊まったメトロホテルの写真は何にも撮りませんでしたね。
デラックス(ツイン)3泊でトータルW470,250でした。
2人で1泊あたりW156,750なら悪くないかなと思いましたが、明洞ステイはおそらく今後はしないだろうなあと思っております笑。
たまにはしてみようと明洞泊まってみたけれど、やはり気分が落ち着かないもので・・・。
あと、乙支路1街の駅も明洞の駅も、あまりライン的には便利と感じなかったんですね。

さて、荷物を置いた後は、軽くキンパッでも買ってホテルで食べようと、街に出ることにしました。



かつての国立劇場、現在の明洞芸術劇場です。

そういえば明洞とは朝鮮時代に、掌樂院(祭礼・宴会・朝儀などで音楽活動を行う官庁)のあった場所だったそうです。

国立劇場としての役目を終えた後、銀行に買収され、その後取り壊され新築のビルを建てる計画が起こったとき、街の人と演劇界・文化界の人々は劇場を取り戻そうと運動を起こすことになる。
その最中、計画者であった銀行の破たんがあり、明洞商店街繁栄会が働きかけ、政府がこの土地を買い入れ、再オープンにつながったという裏幕の熱き話があり、いつかここにも入ってみたいなあと思っています。

明洞の街は土曜の夜。
若い人がたくさんあふれて、あちこちで英語・中国語・日本語で勧誘をするコスメショップの定員でいっぱい。

アモーレパシフィックのオーガニックブランド・プリメラのショップがこの日オープンでした。



ヌーンスクエアとNANTA劇場のところに出来ていましたね。
外から見ただけだったんだけど、ふらふらと入って行きたくなるかわいらしいお店でした。

キムガネでモドゥンキンパッを買って、新世界グループの新しいドラッグストア・BOONSで歯ブラシや水を購入してホテルに戻りました。

BOONS、オリーブヤングよりも俄然好みでしたね。
欧米モノが多いので普通の韓国コスメファンにはつまらないと思うけれど。
さんざんプロモーションを見ていたドイツのメイクアップブランド・アールデコもあったので、ひとつ買ってみましたが、それもまた後日。

モドゥンキンパッ。



今回ソウルでお初のお食事です。
ふつーにおいしいけど・・・たくわんつけてもらえなかった!
お値段はW4,000でした。

オットはビール(Cass)を飲んでましたけど、私はお水。
このBOONSのPBな水は、ボトルのビジュアルだけで購入。



さて、この日はこれでおしまい、早めに就寝…となるはずだったのですが、テレビを見ていたら二人で「あ」となりました。
映画「サニー」が放送されるというお知らせが流れたから!



日本でも公開しましたが、見に行くことができませんでした。



韓国で放送するんですから、当然字幕無しですけど、せっかくだからちょっと見ようよ、となって…。
結局二人して最後まで見てしまった!

あらすじはこちらで見ていただければなんですが、正直読むより見るほうが何倍も素敵な映画です。
こんな爽やかで、楽しくて、切なくて、共感できる良作映画は久しぶりでした。
言葉がほとんど分からない状態でも感動したんですから、今度は字幕版で見なくちゃです。
アラフォー世代にはたまらなく懐かしい映画です。
国の状況が違ったわけですけれど、そういったところをすっ飛ばして、あの時代の中に戻ってしまいました。

DVDが欲しいくらい。いや、真剣に買っちゃうかも。

そして俳優陣ひとりひとり、高校時代の子も40代になった女優陣もすべて素晴らしい熱演で、それがまた感動的。
さらに監督の自然な、それでいてドラマティックな感覚を盛り上げる素晴らしい演出も驚きです。

このサニー、今年のコリアンシネマウイークで上映されます。
明日21日と22日の2回公演。四谷3丁目のの韓国文化院です。

ソウル1夜目は、こんな風に結局夜更かししながらも、サニーに胸をほかほかにさせられながら眠りに就いたのでした。

ホテルで頂いた、エスプアのさくらボディローションの香りに包まれながら…



つづく。


 
Posted by なつしろぎく | comments(2) trackbacks(0)

LIRIKOS マリンリンクルリペアリングアイクリーム。

JUGEMテーマ:韓国コスメ
 

お久しぶりです。
旅を前にして風邪をひいてしまって難儀しました。
ヘルニアのせいか足もしびれるし、ついてない1週間。
しかしようやく復調・・・あとは出発まで養生するばかりです。

すっかり空気も乾燥が強くなってまいりましたね。
急激な変化にスキンケアの変更も難しい…。

それでも、夏からずっと使い続けてきたこのアイクリーム、秋になっても私を癒してくれます。



LIRIKOS マリンリンクルリペアリングアイクリーム
리리코스 마린 링클 리페어링 아이크림 25ml W90,000

真珠たんぱく質と18種のアミノ酸によって滑らかな目もとに整えるそうです。
Melting Spandex™という技術製法でとろけるように、スムーズな使用感を与えてくれるそうです。

ちょっと高価なアイクリームで、弾力ケアラインの製品ではあるんですが、正直最初は迫力がないなーと思っていました。
すごくさっぱりしていて、スーッと簡単になじんでしまうので、ココロモタナイ感じだったんですよね。



白いジェルクリーム。
柔らかくてとっても吸収がいいです。

昼夜通して使うことを目的に買ったんですけど、夏の間でも夜はもう少ししっかりしたものを使いたいなーと思って、朝だけの使用にしました。

使用感は本当に良くて、さっぱりして弾力ケアというには頼りないなあと思いはしても、とろけるように肌に入っていく感覚が好きで、毎日楽しく使ってました。

考えてみたらこの使用感が製法のおかげなんですね。
確かに、メルトな使用感。

朝だけなので、かなり持ちそうとは思ってましたけど、7月後半から8月、9月ときて、まだ使ってますね。

そして気づいたんですけど、結果的にこれ、良かったです。ハリが出ますね。
もちろん夜用にはしっかりしたものを使ってたわけですけど、朝使って夜帰宅するまでずっと目元のハリがしっかり残るようになってましたもんね。

朝用として使うにはかなり理想的なクリームだったみたいです。

さっぱりしているけれど目元の乾燥はなかったし、きめもきゅっと揃ってきたみたいで、これに夜のしっとりクリームを合わせることで、良い状態キープできたみたいです。

さらに、乾燥が気になってきた最近でも、みずみずしい目元をキープしてくれています。

とにかくこの使用感が好きで、体調の悪かった先日、ついつい全顔使用してしまったんですけどね。
これが艶っと仕上がって。

そういえば、私真珠のシートマスクがすごく好きなんです。
真珠と相性がいいのかしら。

秋になって使い始めたリリコスのレチノールも非常に使用感がいいので、また別にレポートしたいと思ってますが、ちょっとバタバタしているので、それはまた旅行の後に。

今回は夜出発なので、ちょっと時間が少なめの旅ですけれど、楽しんできたいと思います。








Posted by なつしろぎく | comments(4) trackbacks(0)

IOPE(アイオペ)の企画セット♪

JUGEMテーマ:韓国コスメ
 

日本でも今、ショップチャンネルでアモーレパシフィック社のプレミアブランド・IOPEのレチノールTXが購入できるようになりましたけど、個のセットはそうはいかなかったため、購入しました。



IOPEのレチノールTXインテンシヴの現品に、プラントステムセルパーフェクション100オイルの少量サイズなどが入ったアンチエイジングセット。
実に豪華です。どうぞご覧あれ。



オイルのほか、アイオペの幹細胞スキンケアラインであるプラントステムセルのトナーとエマルジョンがついてます。
ヨーロッパ地域に育つアジュガ(西洋きらんそう)の幹細胞成分が含まれていて、肌の奥で眠っていたコラーゲンを強化し、弾力のあるやわらかな肌に回復してくれるのだそうです。

今年日本での美容界のキーワードが「幹細胞」ですけど、韓国のコスメからステムセルものが増えだしてメジャーになり、すでに数年。プラントステムセルも2008年くらいに登場したラインでしたか?

耳慣れしすぎたのかなんとなく今のブームには沸き立つ気持ちが足りませんけど、逆に懐かしいこのコスメに久々出会えてちょっとどきどき。

懐かしいといえば主役の話が必要ですね。



IOPEのレチノールはもはや語るまでもない、韓国レチノール製品の代表といっていいでしょうね。
日本でアンチエイジング関心層が韓国コスメファンになったとき、誰しも通った道ではないかしら、と思う。

レチノールを自然に受け入れるようになった、私にとっても記念すべき製品。

レチノールを最高の状態で肌に届けるため二重構造を施し、夜の間徐々に伝達させ、効果を長く長くもたらすというもの。

さらに極小のヒアルロン酸成分が素早く肌に吸収されしわを細かく詰めていき、セラミドによってバリア機能と肌再生の手助けを受けるという3つの成分が特徴。

現在リリコスのレチノールを使用中でそれも高感触なんですが、このセットを購入する理由は、しかし、この主人公ではなくて・・・

こちらです。




IOPEの幹細胞配合オイル。
プラントステムセルパーフェクション100オイル。
ホホバベースのオイルに、プラントステムセルが入っているんだそうです。
肌が受けるストレス環境と同じ条件で培養したアイオペのステムセル成分には、ポリフェノール、多糖類といった有効成分の含有量が非常に高くて、肌のきめが粗くなる初期老化のしるしを和らげてくれる期待ができるんだそうです。

通常30mlのボトルタイプなんですが、このセットではカプセルタイプになっていて、これがほしかったわけです。

見た目もブルーグリーンで素敵。




このオイル、ずっと試したかったんですよね。
今別に使っているものもあるから、このカプセルタイプがうれしいし、何より旅行に持っていけます♪
製品化してほしいくらい!

もろもろ、使用感はまた使用してからのことですけれど、ひとまずお披露目。

そうそう、今回ナレショップさんにリクエストして購入したんですけど、おまけでモイストジェンの基礎ラインサンプルセットまで入ってました。



モイストジェン、私には本格的な冬になると少し物足りなくなってしまうから、早いうちに使いましょうね。
このラインのアイクリーム、一時朝に使用してました。さらっとしてるから使いやすいんですよ。


ようやく涼しい空気になって、わくわくしてるのは私だけ?
秋のほうがスキンケアは楽しい。そうではなくて?




Posted by なつしろぎく | comments(2) trackbacks(0)
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2012 >>
Categories
Recent entries
Recent comments
Recent trackbacks
Archives
Recommend
Profile
Links
Others