手抜きに見せたくないけど、手抜きしないと間に合わないっていうことはしばしばある。
化粧直しのときにパレットを出してチップやブラシで目元を直す時間が惜しい、しかも荷物になる・・・。
私も特に、化粧ポーチをどのように小さくするかが常日頃の課題。
そこで発売されたこのアイテムに反応したのです。
HERAサイトよりお借りしました
HERA シークレットセントアイシャドウデュオ W32,000
ダブルエンドのスティックやペンシルタイプのアイシャドウは別に珍しくないですが・・・。
たとえばこれもかなり前に気になって店頭で試したアイテム。
RMKサイトよりお借りしましたRMK クレヨン & パウダー アイズ 4,200YEN
パウダーチップとアイライナーが1本に収まったタイプで7色展開。
01はコーラルベージュでスキニー&きらきらがキレイでした。
みずみずしい光だったのを記憶してます。
クレヨン状ライナーもするする書きやすい。
一番きれいだと思ったのは07のシルバー。光が澄んでいてとても良かった。
良かったんだけど、お値段がネック。
それとコーラルベージュやシルバーだとクレヨンを微妙に使わない気がしてしまった。
パウダーの下に仕込めば発色はよくなるんだけど、パウダーがもうすこし発色してほしいような・・・。
あと、クレヨンもしくはパウダーが先になくなってしまったら?
そういう細かいことを考えつつ保留。
保留したまま日々が流れて、再びこの手のタイプが目の前に現れたというわけです。
HERAは色が全て好みの様子、かつ限定。
RMKはとりあえず定番という差もあってか、HERAに飛びつくこととなる・・・。
すっきりしたデザイン。
スッキリした形状。
右/#1 シークレットゴールド+セッティングコーラル
左/#2 シルバーホワイト+シルバーグレイ
冬らしいシルバーメイクとてっぱんのゴールド&コーラルベージュ。
チップの部分にはこのようにたっぷりパウダーが含まれています。
蓋の部分がパウダーのケースになっていて、開ければすぐに使える仕様。
ちょっと意外というか、チップが思ったより大きかった。
細かいところには入らない代わりに、ふかふか柔らかく、一気に瞼に広げることができる。
粉含みも今のところ十分。この後少なくなったらわからないけれど・・・。
ちょっと雨の日に撮ったから暗め写真で申し訳ないですが、色調はこんな感じ。
左から 2号シルバーグレイ/シルバーホワイト 1号シークレットゴールド/セッティングコーラル
粉質はさらっとしていてそこそこ細かいです。
2号のデュオ。
グレイがスモーキーカラーながら少し透け感があるから、目元に濁りが出ないので、あわせやすいと思います。ダーク過ぎないけれど目元を引き締める効果はあり、今回の4色中一番お気に入り。
ホワイトはほんのりグレーシルバーの輝きになるので、瞼に浮きすぎず、光沢感がきれいに出ます。↑だとしっかり出しているので白さが目立ちますが、チップで乗せたあと指で馴染ませると、程よく透け感がでるのです。
いずれも思ったよりキラキラ度は強くなく、程よいくらい。私みたいなAround 40(ってもう古いか?)にはちょうどいいさじ加減。
RMKを試したのがもうかなり前だったからちゃんと比較はできないけど、キラキラ加減はRMKのほうがなんとなく「若い」気がします笑。
HERAサイトに載っていたアイメイクの参考。
白っぽい発色は、鏡で見る限りこれよりもっと穏やか。
この画像だとまるでクリームタイプを塗ったように見えてしまうけど、実際にはパウダリー感が出るので、シマーながらマット感もあります。
1号のほうは・・・
なんか淡く出ちゃいましたね・・・。
セッティングコーラル=コーラルベージュでスキニーカラーなので、色は本当に肌に馴染んでしまいます。ほんのりの杏ベージュ。でも目元がほんのり明るくなって、優しい雰囲気が出ます。これも目の下に、瞼の上にと使いやすい色です。
シークレットゴールドは白っぽい黄味含みのゴールド。思ったより明るい色でした。
もうすこしシック&ゴージャスかと思ったのですが、ゴールドの真珠を粉にしたような、白さでソフトになった金です。
コーラルは↑に近いけれど、ゴールドはこれより発色控えめで、白っぽい。1度塗りだと色はあまり立たず輝き中心です。2回乗せると発色がしっかりするので、目立たせたいときは2度塗り推奨。
2号は輝きと締め色がセットされているのですが、ゴールド&コーラルはどちらもアイライナーで引き締めないとかな、と思います。
それでもチップでぱぱっと広げて指で馴染ませ、アイライナーだけで終了させれば十分なアイメイクの完成。素晴らしくスピーディです。
輝きでぱっと華やかさが出るけれど、派手にはならないのでオフィスにちょうどいい。
ただし、少し感触が乾いた感じなので、目の保湿になお一層注意。
また発色のためにはアイカラーベースを使うほうが私はいいと思います。私自身はほぼ必ず使っていますが、手に乗せてみると色が淡く薄く感じたので、ベースがやっぱり効果的。
100パーセント満足!までは行かないのですが、使いやすいカラーで忙しい朝も時間のない昼休みのお直しも切り抜けられるスマートアイテムなのは確か。
カジュアルブランドだともうちょっとぱっと醒めるように鮮やかに色を出したり、キラキラ度強めでいくと思いますので、若い方には物足りなく、値段が高く感じるかな、と思う課も知れないですが、私の年齢としてはこの発色&輝きがまさにちょうど良く、値段的にも妥当だな、と感じるお品でありました。
欲を言うと、もうすこしゴールドが奥行きある色だといいのだけど。
ちなみに個人的にお気に入りは、2号プラス1号のコーラルをアンダーラインに入れる。
ただ、下まぶたには、チップが少し太すぎるんだけどね。
一番多いのは、アイラインも引かず2号のデュオだけで仕上げ、マスカラはしっかり目に塗ってラインを強調させるメイクでしょうか。
全体的にゴージャス感のある冬限定コレクションながらも、ぎらつかない女というか、なんとなく引きのワザが見えるHERAメイクでした。
来年は何が登場するか。さらに洗練されるのを楽しみにしています♪