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SEOUL 2012 October 初秋の秘苑・・・。

JUGEMテーマ:韓国旅行
 


秋に旅行することができたら、迷わず昌徳宮の秘苑に行くぞ、と長年思っていたのですが、思い続けて7年目にしてようやく機会が訪れました。

無駄にぶらぶら歩きしたもので、昌徳宮に到着したのが秘苑見学の集合時間間際でした。
でもなんとか7分前には到着できまして、ほっと一息。
するとなにやら太鼓やらの楽器の音が聞えてきます。

イベントを行っているようで、伝統音楽と舞踊の方がいらっしゃってました。
リハーサルをなさっているようで、非常に美しい舞姿でしたが、写真を取る方も多く、時間もなくて、微妙なものが1枚…。

韓国伝統舞踊の、バチを持ち、長い袖の翻る様は本当にきれいです。
動と静が瞬間的に生まれて、ふっと飲み込まれるような心地になります。



さて、秘苑(後苑)の見学は時間が決まっております。
この日の私たちは日本語ツアーの10:30出発の回に参加しました。

秘苑についての説明は、KONESTさんでお読みいただくとして…。



秘苑への門をくぐると、緑があふれています。

日差しはすでに強まっていましたが、木陰に入るとすうっと涼やかな空気に変わり、さささ・・・と葉の鳴る音が心地よく響いていました。

かわいらしいこの紫の花(?)、庭園のあちこちに咲いていました。



秘苑の入口から数分歩くと、最初の観覧場所である芙蓉池が現れます。



ここは大長今でもロケに使われたそうですが、秘苑というとここ、というくらい有名な場所で、私が昔見たときは、冬の樹に葉の一つも見えない淋しい時期だったので、最初の見学場所であるここについて、まだ紅葉はほとんど見えない状態ではあったけれど、木々の中にひっそりある様子が見れて、かなり嬉しかったです。



宙合楼というこの建物は、1階が王室の図書館であり、2階が閲覧室だったのだそうです。科挙に合格するとこの中に保管された数多の本を読み、能力を磨く機会が与えられたのだそうで、勉強のうまくいっていない私たち夫婦には非常に遠く高く思える石段…。とほ。

その入り口は、大きな門の脇に2つの小さな門がある「魚水門」。



ほとんど自分たちの記念写真を撮る機会のない(気がない)夫婦でありますが、こんなショットを残してみました。



そういえば、はじめてみるものがあって「おや?」と思いました。



井戸だねえ、こんなの昔あったけなあなんて言ってたら、そばにある説明に2008年に見つかったものだとありました。
王様はこの井戸の水で喉を潤しながら、美しい風景に心慰めていたのかしら。

ここからさらに少々歩くと、これまた有名な門が見えてきます。



石を切り抜いて継ぎ目なく作った「不老門」。
東京の韓国文化院の屋上に、これを似せて作ったものがありますけど、現代の風景の中ではなくてこの古い庭園の中にあると重々しく感じますね。なんか、ドキドキしながらくぐりました。
昔一度来ているというのに、何もかも新鮮に思える私、えらいかも。



ここも愛連池という池があるのですが、こちらの樹がこのように美しいグラデーションを見せていてうっとりしました。

移動する道々で、秋の気配に胸いっぱい…。



まだ浅い秋でしたけれど、あれから1週過ぎた今頃はもう美しい盛りかもしれませんよね。

光が柔らかいので、この伝統的な窓戸も一層しっとりした雰囲気に映ってくるのですよ。



このあたりから、解説を聞くのを忘れて(失礼…)、目に入ってくる風景に夢中に。



この池のほとりで、赤とんぼがモデルになってくれました。



そう、秘苑の中では赤とんぼがいっぱい飛んでいたんです。
東京越して長いですけど、赤とんぼ見たのなんてもしかして以来初かも。

さて、最後に観覧するのは玉流川。



大きな岩から小さな滝が流れる風流な風景を作り、王様は流水に杯を浮かべて、順に詩を読むという宴を開いたものだそうです。この岩には14代仁祖の書いた「玉流川」の文字を彫ったものと、18代粛宗が読んだ詩が残されています。



苔生した風景も美しいこと。



ここに藁ぶき屋根の東屋があるのですが、その前には小さな田んぼがあり、稲が実ってきておりました。ここは、王様が民の生活を理解する意味で、稲を育てていたのだそうです。



この秘苑は、あまりにも作り込みが少なく、自然の中に東屋などを配したような様子になっており、イメージに湧きそうな「王家の庭園」とはまるで違う、ほとんど森の中の散策路に近い雰囲気です。王様や王家の個人的な生活の香りが残るような、不思議な雰囲気。それこそがこの秘苑の美なんだろうと思う。自然の中にあるかつての残りがに触れるだけでも喜ばしいことです。

この秋とは別に、春や夏にもそれぞれに自然を感じながら楽しむことができそうです。

逆に、ゴージャスで造形の美を楽しみたい人には合わないかもしれない。でも私は、これが韓国らしい美だと思えます。ソウルにしかいったことのない私が言うのもなんですが、すべてがぎっしりみっちり埋まり切らない、ほっと抜ける空気のある感じといいますか。

ただし、自然を生かして作られた庭園ゆえに、山に沿った道になるため、アップダウンが割とあるし、土の上に砂やらどんぐりやらがあり、足を取られそうになるところも多い。玉流川まで至るのに110分ほどの行程なので、多くの方が途中でバテ気味に見えました。
私は結構楽しく歩いたけれど、最後玉流川に至る坂道がつらかった!

それでも、帰り道で参加した人々が口々に「来て良かったねえ」と話していたのは、この庭園の素敵さを率直に伝えている出来事だったと思います。

さて、帰り道も当然坂を下りていくわけですので、それなりに疲労感あふれる中で、平坦な宮殿の土地に戻ってくると、北村の住宅が壁沿いに風景になって現れます。



昔見たより、すごくきれいになったような気がする。
景観を整えていったからでしょうかね。
レトロな煉瓦風のアパートが並んでいます。

そしてじきに高層ビルも見えてきて、現実に戻ってくる感じ。



でも宮殿を出る前にもう一つ見所がありますね。
道の先にあらわれてくる異形…。



樹齢750年ともいわれる、老木のイブキ。竜に例えられる姿で、なぜこのようにくねったのかは分からないそうです。
目の前で見るとすごいインパクトがあるんです。樹が生き物のようでぶるっと震えが来ました。

このように秋の秘苑は、紅葉こそまだまだでしたが、素晴らしい庭園で私も「行って良かったなー」の言葉に尽きます。

最後に、オットの撮影した1枚。



おなじみの三蔵法師ご一行ですが・・・。
よくみると。



鳩どのが混ざっておられる。
どこへ旅ゆくのだ。









    
Posted by なつしろぎく | comments(2) trackbacks(0)

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comments
おかえりなさ〜い!!!

最近更新が止まってたから、もしや?そろそろ行ってる??と思ってましたが、ビンゴでしたね〜。

わたしも昌徳宮は行きましたが、全然違う!!!
なんでなつしろぎくさんが紹介すると高も素敵に見えるのでしょう・・また行きたくなっちゃいました。
あ、でもわたし、時間の都合で秘苑に行けなかったので、本気でまた行こうかなぁ〜。

それにしてもどの写真も素敵・・
まるでポストカードのようです。
前の仁寺洞の写真も。
やっぱりセンスのある人は同じように街を歩いていても目の付けどころが違うなぁ・・と、へんなところで感心しちゃいました 笑

また旅日記、楽しみにしています!!
mionaona | 2012/10/24 21:55
>mioさん♪

はい、帰ってきて気がつくと10日過ぎました…が
まだぼーっとしてます笑。

私の写真、オット的にはダメダメなんですよー!
私も見たままのあの美しさをどうやったら残せるんだろうと
つくづく思うんですけど、難しいですね…。

昌徳宮の秘苑はスニーカーがいいですね。
このあと足に豆作っちゃって大変でした。
でもやっぱり行くとじわーんと感激が残ります!

春に行ってもきれいでしょうけど、
次に行くときはやっぱり11月くらいの紅葉全盛を
味わいたいですね・・・。
あ、紅葉だと徳寿宮もきれいでしょうけど。

なつしろぎく | 2012/10/25 22:13









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