台風の被害に遭われた方へ、心よりお見舞い申し上げます。
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さて・・・。
秋の大騒ぎを報じる前に、夏の総括はどうしたのかと、我ながらつっこみまして、時季外れではありますが、この夏私が使用していた口紅が、ほとんどコーラルであった証拠を残しておこうと思いました。
ちょうど天気も悪く、写真も揃っていないので。
WEB見本との色彩感の違いを一緒に残しておくと、自分用のメモにもなるかと考えて、各ブランドHPから色参考も引っ張ることにしました。
購入したのは夏というわけではなく、春くらいからちょろちょろと買っていって気づくとコーラルが揃いに揃っていたのです。
赤も良く使用したけれど、コーラルをもっと愛用。
中でも、最愛はこのHERAのルージュホリック#15 ガーデンチューリップ・・・!
3月のソウル、清潭洞のHERAブティックで購入した1色。
これを選んでくれた店員さんに感謝。
こよなく愛用。
写真は少し天気の悪いときに撮影したのか、トーンダウンしているけれど、「珊瑚」らしい赤みのある色合いに写っています。
HERAのHPでの写真とくらべると、明るさと赤みがあります。
HERAのHPよりお借りしましたHPだと、ブラウントーンに見えてしまう。
スティックを見ると、確かに明るめの煉瓦色に近いように見えます。
シックな色だろうかと想像。
でも塗ってみると、外見よりはワントーン明るく、可愛らしさがある色。
塗ってみなければ、「ガーデンチューリップ」の秘密が現れない色。
塗ってみると、春夏秋冬いつでも手を伸ばしたい色。
パールの入らない、色だけで明るさを灯すルージュ。
日本だとこういう華やかなコーラルにはなかなか出会えない気がするし、欧米コスメだとパールが入ってきそうな気がする。韓国コスメらしい色と言えるのではないでしょうか。
密着が良く、唇にぴったりと染まってゆき、発色もいい。
日本人の好む口紅よりももう少し主張が強くなるかな。
HERA ルージュホリック 価格は₩32,000。
次は、無難な良さ。
「その冬、風が吹く」でソン・ヘギョを彩ったとして宣伝にも力の入りようが見えた、ラネージュのシルクインテンスリップスティック。
これを買ったのは発売後しばらくした頃だった記憶がある。
色展開が多かったので、選ぶに悩んで、無難に選択したコーラルが、色としても無難で、何とでも使用できる便利さによく登場した。
ラネージュの簡素なデザインは、わりと好きな方。
選択した色は、SR105 ブロンドコーラル。
「ブロンド」と「コーラル」・・・?
名前がぴんとこなかったけれど、HPではこんな感じ。
ラネージュHPよりお借りしましたこれを見るとピーチ系の色に思える。
シルクインテンスな感覚を楽しんでみたくて購入しているので、ラネージュのような20代向けコスメとなると、色を選ぶときは無難なものを探してしまう。
開封してボディを見ると、イメージ画像よりもトーンが落ちている。
逆に、私には良かったのだけど、試さずに買うは難しいことのたとえになるような・・・。
そして塗ってみると、発色は軽め。
若干シアーだけど、コンシーラで押さえて重ね塗りすると、割としっかり発色。
ゴールドパールがちらちら輝いて、ちょっぴり光沢を出している。
・・・ブロンドってこのゴールドのことだったのかな。
日本人好みする、上品でかわいらしい、なじみ系コーラル。
しわを埋めるようなグロッシーさはないけれど、艶があって光沢が綺麗。
持ちがいい方ではないけれど、密着は良い。
シルクの名の通り、するする伸びる。
わたしはあまり得意な感触ではないけれど、この感じが好まれてもいるみたい。
LANEIGE シルクインテンスリップスティック ₩25,000
同じラネージュで、8月に出るやいなや購入した、セラムインテンスリップスティック。
ラネージュのルージュを買い集めるなんて、マーケティングに乗せられすぎだと思う。
思うけれど、そのマーケティングにやられちゃう感じが楽しいのだ。コスメ廃人と呼ばれそう。
これも、コーラルを選択した。
実はもう一つピンクも購入しているんだけどね。
YR24 トゥインクルコーラル。
これもまた謎な名前。ラメでも入ってるんだろうかと思っていた。
それと、HPのイメージ画像は全くコーラルめいていない。
ラネージュHPよりお借りしましたこれも、完全にピーチじゃないか?
私は先に雑誌で↓の写真を見ていたので、↑の色と↓の色の間かと想像。
ラネージュHPよりお借りしました我が家にやってきたとき、「やっぱり」という感じ。
ファンデーションで押さえて使えば、HPのイメージカラーの通り、ややピンクっぽくはなるけど、そのままだとオレンジトーンが強め。
スティックの状態で見ると、あまり華やかではないけれど、塗ってみるとぱっと明るい色になる。
シルクインテンスリップスティックに比べると、ずっとメルティ。どちらかというと薄付きだけど、発色は良いので、一塗りでも直塗りだとかなり華やかに。
唇をふっくら見せてくれます。
オレンジピンクの強いコーラルで、写真で見るよりちょっとポップな色になる。
HERAのガーデンチューリップよりも明るい色なので、どちらかというと夏向きな感じ。
春に使ってもかわいいだろうな。(あ、わたしではなく)
LANEIGE セラムインテンスリップスティック ₩25,000
ラネージュの口紅は使いやすいものが多いのだけど、私は若干唇にしみるので、下地をしっかり使わないと。
ただ、バームなどで保護しておけば防げることで、綺麗に彩ってくれるし、価格も手ごろと言うことがあって、今後も買おうかなって気になる。
なお、最近はもう、どの口紅もしみるようになってきた。
あれほど好きだったシャネルも、ディオールも、全部しみてしまう。
今年はディオールのきれいなピンクを一つ買ったのだけど、こちらは下地にバームを塗っても痛いので、使わなくなってしまった。香りも強く、久しぶりに使ったディオールは、私には香りが合わないと感じた。
日本のものはしみないかというと、あまり買っていないので何も言えないけど、シュウウエムラの保湿タイプの唇はバームで防げて、ルナソルのグロスはしみた。
だから、どこのお生まれかは関係なく、全体的に唇が敏感になってるんだろうと思う。
韓国コスメでは、HERAはわりと穏やかに使えるのだけど、HERAと比べるとラネージュやエスプアはややしみる。
普段しみないものが、ある日しみることもある。
角質ケアや乾燥の問題もあるのだろうけれど。
でも、懲りないでこういう風に数を増やしてる。
・・・閑話休題。
6月に購入してすっかり気に入っていたエスプアの
リップステイン。
これで、もう少し違うテクスチャの、ハーフマットなタイプが出てもいいのにねって思っていたら、本当に出てしまって「参りました」。
色も魅力的で、買わないわけにいかない心境になり。
エスプアのHPからお借りしました。エスプアのリップステインホイップムース。
6月に買ったのが「ウォーターグロウ」。こちらがふんわりしたテクスチャのマットタイプ。
マットな唇が好みというわけではないんだけど、乾かないふんわりマットは、マット口紅全盛期を遠い昔に経験した身としては、やっぱり体験したい。
エスプアのリップステインは、まずパッケージを気に入っている。
エスプアのロゴデザインの中から覗く色。この色に惚れる。
意味もなく、拡大して。
見える色は、HPとあまり変わらない印象。
エスプアのサイトはこういうヴィジュアル的な配慮が多いので、非常に助かります。
アモーレ系全体に行き渡ってくれたらいいのに。
出してみると。
「ホイップ」なので、ちょっと不思議なテクスチャ。
しゃりしゃりっとしたムースという感じ?アイスクリームの少し溶けかけた感じとか、液状とふんわりクリームに、シャーベットのようなしゃりしゃりが混ざってるような。あ、ひんやりするわけではありません。常温。
これ、伸ばすと綺麗に広げられます。
しわなどには若干ムラが起きるし、唇が荒れていると如実に出ちゃうんだけど、マットだけど乾きにくいというのはある。無論、しっとり系の口紅よりは劣りますけど。
この、ふんわりマットなテクスチャを楽しめるのはいいことではないですか。
ホイップムースはチークとしても推奨されていました。
現実私は良くこれをチークにも使用しています。
キュートなコーラル。頬も唇にも、顔の色をぱっと明るくしてくれますよ。
eSpoir(エスプア) リップステイン ホイップムース ₩16,000
次は、一見コーラルではないのだけれど・・・。
7月のソウルで購入した、マモンドのティント。
ペンシルタイプのリップ製品です。
Mamonde(マモンド) クリーミーティントカラーバーム #03 Let's Me Orange
見たとおり、名の通り、オレンジカラーのリップ。
ペンシルタイプですが繰り出し式になっているのでご安心を。
この形状の便利なところは、取り出してさささっと塗ることができること。
バームと言うだけあって、テクスチャも滑らかで、保湿感もある。
HPで見た色はこう。
MamondeのHPからお借りしましたおもいっきりオレンジ!という色です。
さらに、こっくりつきそうな色に見えません?
いざ塗ってみると。
シアーでうるっとした、かわいらしいコーラルオレンジに発色します。
オレンジはオレンジなんだけど、コーラル系だなあと思って買ってきたんですね。
お店の照明とは実際は違っていたりするものですが、帰ってつけてみてもコーラル系だなと感じてます。
結果、愛らしい色なので、大歓迎なんですけど、これ、最初雑誌で見たりしていたときは、色数も少ないし、オレンジより赤のほうが良さそうなんて思ってたんですけど、直に見ないとホント難しいものだなっていう例ですね。
いずれにせよ、金額からするとなかなか良いのですよ。おすすめ。
Mamonde(マモンド) クリーミーティントカラーバーム ₩8,000
こちらも、コーラルではないのですが、血赤の珊瑚という色を潜ませているように思えています。
CLIOのバージンキスティンティッドリップ。
色は5号ヴァージンオレンジ。見たとおり鮮やかなオレンジレッドです。
ヴァージンアトランティックエアラインみたいな色。別にそれでつけられてるわけじゃないですけどね。
HPで見るとこんな色。
CLIOのHPよりお借りしました。このようにヴィヴィッドな口紅!
つけてみても同じ印象でした。
見たとおりオレンジレッドなんだけど、見たときに珊瑚を思い浮かべたんですよね。
実際の血赤の珊瑚とは違う色なんだけど。
なので、私の中だけでやや「珊瑚」な色として紹介。
このクリオのリップスティックはややステイン効果があって、色落ちしにくい感じです。
艶があまり出ないのですが、塗り心地は密着感があります。
発色も良く、派手な色合いが好みでない方には合わないとは思うんですが、私は気に入って使用しています。
若干乾きやすいので、保湿を十分にして使用。
唇の内側から筆でぼかしていけば、そんなに唇だけ浮くような感じにはならないですよ。
CLIO(クリオ) バージンキスティンティッドリップ ₩16,000
続いてもCLIO ヴァージンキスリップスティック。
こちらは「ティンティッド」ではありません。
クリオのページではもう販売されていないようで、価格がわかりませんでした。
こちらは一転、ナチュラルな色です。
箱がぼこぼこですけど、なぜか一緒に撮影してあった・・・。
ホームページにはこんな感じで載っていました。
CLIOのHPからお借りしました。カラーは#4リズミックコーラル。
色見本では今ひとつピンとこなくて、画像を探して買った記憶があります。
開けてみたら、綺麗なコーラル登場で、ほっとしたものです。
つけてみても、肌なじみのいい色です。
ややベージュトーンのコーラルオレンジ。
こちらも艶があまりないタイプなので、保湿は必要です。
目元が強めになったときに併せて使うと、肌トーンを明るくしてくれるのに柔らかく整えてくれる色なので、重宝しました。
そして、この長いコーラルラインのトリには、再びHERAを。
HERA シアーホリックの#22 コーラルピーチ。
名前そのままの色、でした。
画像はこのようにピーチカラー。
確かシアーホリックが発売されたときに、4つのメインカラーの一つに挙げられていたものです。こちらの投稿をどうぞ→
★HERAのHPからお借りしました。シアーホリックは柔らかい質感と、やや透け感のある仕上がりが特徴ですが、付け心地が好きなので、買い足したくなってオレンジを購入しようとしたら、ディスコンになったようで、仕方なく選んだのがこの色。
画像の通り、クリーミーなカラーです。
塗ってみたらどうでしょう。
うるうるの仕上がり!
質感も柔らかい。
クリーミーなピーチピンクでコーラルという感じはないのですが、重ね塗りするとしっかり発色して、春っぽい色に仕上がります。
買ったのが夏なので、夏にがんがん使ってましたけどね。
一つ前のクリオ同様、目元がしっかりしているメイクになったときに使用してました。
シアーホリック、好きなんだけど、最近色が少ないんですよね。
またリニューアルでもするのかな。
HERA シアーホリック ₩35,000
・・・こうしてみると、ホントなんでこんなに持っているんだと震えますけど、毎日同じの使わないから、あまり気づかなかった・・・。
そして秋になると、コーラルより赤を使うようになりそうです。
次の投稿は、無事?秋の色のご紹介・・・の予定です。